|
|
| 今回は記憶や物忘れについて。
記憶にも短いものから長いものまでいろいろあります。電話をかけるときに「えーと、町立病院は42の2515、2515、・・・」といいながらかけるわけですが、それは超短期記憶。かけ終わったら忘れてしまいますね。 私たちの記憶は20代から衰えていきます。私は記憶力がよいほうではないのですが、それでも高校までは今に比べれば覚え込むことも思い出すこともよほどマシでした。20代前半から新しいことを覚えるのにもより多くの努力を要するようになりました。また、思い出す力が落ちてきました。「えーと、あの人の名前なんていったっけナ、あの長い白髪の・・・」「山上さんですか?」「あ、そうそう、山上雪之丞さん。」のような会話が増えたわけです。覚え込むことはできても、きっかけがないと思い出せないんですネ。齢【よわい】を重ねるにつれ、このようなことが増えていくわけです。個人差はかなり大きいですけどネ。 では、何が正常で何が異常なのでしょうか。日付や曜日がわからないのは普通なのでしょうか? 昔のことを思い出せるからボケてはいないのでしょうか? 興味がないからといって首相の名前を知らないものなのでしょうか? 普通に運転できるから大丈夫なのでしょうか? 次回はそこらへんのところをお話ししますね。 |
院長 木村 眞司 |
【次 へ】 【医療談義トップへ】 |