美しい日本の歴史的風土100選に
『松前家城下町の遺産』
古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(古都保存法)施行40周年を記念して、財団法人古都保存財団等10の団体で構成する「美しい日本の歴史的風土100選実行委員会」が進めていた「美しい日本の歴史的風土100選」の選考の結果、『松前城跡や寺町などの街並みが日本最北の城下町の面影を今に伝えている』として本町の『松前家城下町の遺産』が選ばれました。
15世紀中頃、道南には12の館((だて)があったが、そのうちの一つである松前の大館(おおだて)は、蝦夷地の中心館とされていた。
武田信廣(松前家の祖)の子、蠣崎光廣は上ノ国から松前に移り、大館をより強固に改修し、徳山館と改めた。さらに、性を松前と変えた5世慶廣(よしひろ)は、1606年現在の松前城の前身である福山館を完成させ、ここに松前藩が成立した。
福山館の背後には15ヵ寺を数える寺町を形成したが、その後、明治維新の戦乱で焼失し、現在は5ヵ寺を残すのみとなった。
1ヶ所に寺が集合する不思議な光景は、蝦夷という異世界と境界を接した松前藩ならではのもの。「松前城を含め江戸時代の名残を感じさせる道内唯一の寺町」が評価されました。
これは、全国から推薦された698件の中から、同実行委員会内の歴史的風土に係る各界の専門家からなる選考委員会(委員長=高階秀彌・東京大学名誉教授)が歴史的・文化的資産が周囲の自然的環境と一体となって、次世代に継承すべき美しい日本の歴史的風土が良好に保存されている地域が選定されました。
この他、道内からの選出は、
小樽市「小樽運河及び周辺の歴史的街並み」
函館市「函館西部地区の歴史的街並み」